子どもに個性があるように、しつけや教育の仕方も千差万別。それに、お母さんだけど、私にも個性がある。

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笑顔の6人家族

子育て本は参考になるけど、あくまで参考。自分は自分。

子育てにマニュアルがあったらいいな、と思いませんか?

マニュアルがあったら、「子どもを産む」という重責が、少し和らぐかもしれません。

人によっては、心から子供好きで、マニュアルなんていらない人もいるのかもしれませんが、私は「子どもを産む」ということに、力が入るタイプでした。

マニュアルではありませんが、子育て本は真面目な私にとって、とても参考にはなりました。

私は、長男を産む前から子育て本を読み、乳幼児期の知識を蓄え、子育てに対する心構えをしていました。

卒乳やオムツ外しなどの指標となり、良かったこともありますが、それが順調にいかないと不安になりました。

心に余裕がないし、子育てを楽しめていませんでした。

子どもの成長といっても、「体の成長」と「心の成長」があります。

「体の成長」は遺伝的なものが大きく、体の成長と共に出来るようになっていくものが多いです。

だから、「体の成長」はゆっくり見守っていればいいと思います。

しかし「心の成長」は、起こった出来事に対して、その時どう思って、どう対処したか。

この繰り返しで、成長していくと思います。

・子どもに起きる出来事は、その子それぞれ。

・その出来事に対して、どう思うかもその子それぞれ。

・その出来事に対して、どう親が対処するかも親それぞれ。

いろんな要素が相まって、子どもの人格形成が行われます。

それぞれの個性がある子どもたちと私と夫。

当然、かみ合いません。。。

しかも、夫と私の実家の教育方針が全く違うので、私の言ってることが夫には通じません。

同じ一つの事を言うにしても、返ってくる言葉も違うし、心への響き方が違います。

でも、それが分かると、諦めの境地に至ったのか、通じないことに腹を立てることは少なくなり、どう言ったら心に響くか、いろんなパターンを試すことが楽しくなってきました。

もう何でもアリです!!

いつの間にか子育てで鍛えられ、心のストライクゾーンが広くなったんだと思います。

ここまでの気持ちになるのに、ずい分年月がかかりました( ̄∇ ̄;)

子育て本からの卒業。私らしくでいい!!

子どもは意思を持っていて、尊重してあげなければなりませんが、子ども自身で責任は取れません。

子どもを許容範囲で尊重し、見守り導くことを心がけています。

子どもが自分で判断できるようになるまで、親がサポートしていかなければなりません。

しかし親も人の子。 間違いもあります。

だから、親も時には自分を客観視して、子どもと会話しながら判断する。

その時と場合で一生懸命考えて、子どもと一緒に出した結果なら、後悔はないと思います。

【親が判断すること 例】

夫の幼い頃の話です。

当時4歳だった夫は、義母の歯磨きの仕上げを拒否したらしく、それを義母は鵜呑みにして、その後仕上げ磨きをしなくなったそうです。

予想できますが、夫の奥歯は治療跡の銀歯でいっぱいです。

以前、私もいる時にその話になりましたが、義母は「あなたがそういったから仕上げ磨きをしないようになった」と悪びれる様子もなく言っていました。

まだ歯の大事さも分かっていない幼い子どもの判断なのに、まともに受け取るなんて、無責任だと思いました。

義母は昔の人なので、歯が大切という教育がされていなかったのかもしれません。

私は小学生から中学生にかけて、歯の矯正をしていました。

両親は、歯医者さんにした方がいいと言われたので、私の将来も考え、矯正をさせてくれました。

ブラッシング指導を受けたりしていましたが、当時の私は歯の大事さなど理解できず、歯磨きも丁寧にできなくて、奥歯は虫歯だらけになってしまいました。

こんな経験から、子どもたちには歯を大切にすることを伝え、年に2回は検診に連れて行ってます。

我が家の子どもたちは、歯を削ったことがありません。

少しの失敗やダメージはいいのですが、取り返しのつかないことが分かっているなら、親として回避しないといけないと私は思っています。

健康でいるには、歯は大切です。

我が家のポリシーに「歯を大切にする」があります。

【親が見守ること 例1】

引っ越しの繰り返しで、物心ついた子どもたちは、友達ができるまでは不安な気持ちでいたと思います。

引っ越し直後に嫌な思いをしていたことを、後で聞いたこともありました。

子どもたちが、ツラい環境にいることを知っていながら、見守るだけしかできない自分。

あの時はすごくツラかった。。。

でも、それを超えたら子どもたちが一歩成長すると、自分に言い聞かせていました。

その後は、それぞれお友達もでき、楽しい学校生活になりました。

途中、転校生が来た時は当時の自分を思い出すようで、どの子も転校生に声を掛けていました。

ひとりで遠くを見つめている男の子

【親が見守ること 例2】

部活動や学習面など、失敗した後にどう行動するか、失敗で終わってしまっていないか、を見ています。

部活動で試合に負けた時は、子どもが日ごろから努力しているのを見ていたので、親としてもすごく悔しかったです。

でも、その後、悔しい思いが糧になっているか、様子を見るのも楽しみでした。

もし、何も気づいていない場合は、次につなげるように促します。

気づいていないときは、気づかせればいいのです。

男子バスケットボールチームが集まっている

【親が見守ること 例3】

私が外出して帰りが遅くなり、子どもから「お腹すいた~。料理してもいい?」と電話。

料理の練習はしていたものの、まだ子どもが小学生だったので、私が一緒じゃない時はさせていませんでした。

一応、包丁の使い方は教えてるし、油を使わなければいいかなと思い、OKを出しました。

帰宅すると、チャーハン・卵焼き・焼いたウインナーが作ってありました。

子どもがやりたいという意欲があることは、いろいろやらせるべきだと感じました。

私の都合で「危ないから」とか「心配だから」といって、子どもの意欲を欠いたり、せっかくの経験の場を奪ってはいけないと気づきました。

その後から、私がいない時は、自分たちでご飯を作って食べています。

我が家の子どもたちは食欲旺盛なので、知らない間に揚げ物もするようになっていました( ̄∇ ̄;)

子どもたちが、いろんなことを出来るようになったので、私の負担が軽くなってきています。

私は子育て本には助けられましたが、重要なことは、予防接種や病気に関することでした。

これは理解しておかないと、子どもの命に関わります。

みんなそれぞれ個性がある。

そして、子育てする私にも個性がある。

それぞれの家庭環境や方針がある。

だから、自分がいいと思う子育てが一番だと思います。

何より、お母さん・お父さんが笑顔で子育てしていることが、子どもにとっては一番いい環境ではないでしょうか(~ ̄▽ ̄)~❀

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さくら

さくら

4児の母。事務員2年→専業主婦→扶養内パート他主婦→パート・業務委託(現在)
趣味:料理(手抜き・節約)、音楽鑑賞(SnowMan・クラシック)、読書
特技:習字

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