①やっと自分が好きになれました。【自分らしく】でいいと思えるまでの道のりは長かった・・・。

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ひとり草むらで、太陽の光を浴びている麦わら帽子の女の子

自信が持てない。頑張ってるのに、なぜ??負のループ時代。

私は、9年前の勉強を始めるまで、自分が好きではありませんでした。

いろんな要因が重なって、自信が持てず、頑張ったけど結果が出せず、もがいている日々でした。

子どもの自分

● 4人兄妹の2番目。兄は頭がよく、妹2人は可愛らしい外見。1人だけ顔立ちが違うことに不信感を持っていた私。後日、私のことが詳細に書いてある母子手帳を発見して、安心した記憶があるけど、兄妹で自分だけが劣っていると思っていた幼少期。

● 歯の矯正をしていて、笑うと矯正のワイヤーが見え、それが嫌で笑うことができず。口元も猿のように盛り上がっていた。

● アトピー持ちで、いつも肌はカサカサ、傷もあり、服にいつも血がついていた。ハ虫類のようにうろこ状に乾燥した肌。肩には、フケのように剥がれた皮が積もる。

● 成績もフツーで、歯の矯正とアトピーで外見に劣等感。友達もつくれず、誰かについていくことで必死だった。仲間外れにされた時期もあった。

● 勉強もスポーツも頑張ったけど、いつも結果は【中の上】止まり。秀でるものは無かった。

アトピーは徐々に治り、中学生の途中で歯の矯正も外れました。

中学校では部活でいい友達ができ、暗い子ども時代から抜け出せると思っていました。

ひとりでブランコに乗っている女の子
大人になった自分

● 就職して、事務職をするも、自発的なアクションは起こさず、与えられた仕事を淡々とこなす日々。自分の権利や意見ばかりを主張していた。

● 物事が上手くいかないことを、何かのせいにしていた。人間関係なども、ぽっちゃりした体型のせいにしていたけど、いざ痩せてみても何も変わらない・・・。

母になった自分

● やっと授かった子どもたちだけど、「母親」という何があっても逃げられない現実。楽しいこともあるけど、味わったことのない忍耐を感じながら、家事・育児をして過ごす日々。

● 「転勤族」「子ども」のせいにして、自分の人生が、家族の犠牲になっていると勘違いをしていた。

● 自分に自信がない分、他人が良く見えてイライラすることが多く、子どもの言ってることを聞き入れられなかった。

今考えると、自分がとても「自分勝手な人」に見えますが、負のループに陥ると、頭で分かっていても、なかなか抜け出せません。

私は、自分の子ども時代や母親になった後のいい思い出も、自分に自信がないことで、ちょっと暗いものになっているような気がします。

本当にもったいないことをしていました。

人生の根幹となる子ども時代。

子ども時代の気持ちの持ち方や考え方が、多少なりとも、その後の人生に影響すると思います。

この9年間で私が変われたように、人は少しずつ変われると知りました。

考え方も、自己啓発本や人との出会いで、変えることもできました。

しかし、心が沈んだ時は、変わる前の自分に戻ってしまいます。

今でもそうなのに、以前の私では気づきもしません。

自分がこんな経験をしているからこそ、子どもにはこんな思いをさせるつもりはなかったのに・・・。

子どもたちの心の根幹を、楽しく明るい頑丈なものにしたかった。

私の子どもたちは大丈夫だろうか。

エピソード1 親に子どもは逆らえない

上の2人が幼稚園の頃です。

3人目がまだ赤ちゃんだったので衛生上の理由から、幼稚園より帰宅後は、すぐに入浴をさせていました。

いつも通り温度設定して、シャワーで体を洗ってあげていたら、子どもが「熱いよー」と、しきりに言ってきました。

その日は、いつもよりちょっと暑い日だったような。

でも、いつもと同じ設定温度なので、「いいから!!」と洗い続けました。

3人目は小さく目が離せない時期だったり、心に余裕が無く、子どもの世話をこなすだけで精一杯。

その後、私がシャワーを浴びてみると「熱い!!」。

実際に熱いと気づいたのは、その時でした。

急に罪悪感でいっぱいになり、泣き崩れてしまいました。

子どもは、母親の言うことを忠実に聞きます。

特に、幼かったり、親が高圧的で意見を押し付ける場合はそうです。

私は自分の考えだけで判断し、子どもの言うことを聞き入れられなかった。

火傷をするような温度ではなかったものの、子どもの気持ちを考えると心が苦しくなりました。

私が気づいていないだけで、他にも似たようなことがあったかもしれません。

母親の心の余裕は、時にして子どもに被害が及ぶという紙一重のところがあります。

子どもたちの思い出が、暗いものになっていないか心配です。

お湯が出ているシャワー
エピソード2 分かる人がいた!!心の壁が崩れました。

私は、年に1度健康診断を受けます。

以前、家事・育児に忙しすぎて、体調を壊したことがあり、健康には注意しています。

健康診断には、血液検査があります。

私の手の甲や腕の血管は、肉体労働している男の人並みに、太い血管が浮きでます。

コンプレックスなのですが、採血の時に冗談交じりで「肉体労働している男の人見たいでしょ。」と看護師さんに言うと、意外な言葉が返ってきました。

「今まで頑張ってきた優しい手ですね。」と・・・。

ガチガチに硬くて高い壁が心の中にあったのに、ゆっくりと穏やかに崩れていく感じでした。

涙があふれ出てきました。

本当に分かってくれる人がいた!!

すごく嬉しかった。。。本当に嬉しかった。。。

私は常に子どもを抱き、重たい荷物を持っているから、血管が太くなったと推測されるそうです。

それからは、分かってくれる人は必ずいると信じて、頑張れています。

もがいていた日々から、少しずつ抜け出し始めた一歩でした。

今では、太い血管のことを子どもに言われても、看護師さんが言ってくれた言葉を誇らしげに言い返します。

採血をしている人

自分の時間と家庭との葛藤。難しいポジション取り。

いろんな出来事や思いを経験しながら、その後、勉強をスタートさせました。

家事・育児だけの生活から、自分の時間をつくるようになりました。

前進している自分を実感し、目標に向かって頑張っていました。

私の長所は、「やると決めたら、やり続ける」ところ。

短所は、「やると決めたことに集中して、周りが見えなくなる」ところです。

私が勉強することに、家族も協力してくれました。

勉強している女性の手元

でも、私が勉強に費やす時間が次第に増え、それと共に家族への家事の負担が増え、子どもの声を聞くことができなくなっていました。

ある時、客観的に自分を見たとき、ふと思ったのです。

今の私のやるべきことや役割(母親であること)はできているのか?

子どもの今の時期は、もう二度と戻ってこないし、人生の根幹となる大事な時期。

それでもやりたいことなのか?

子どもとの今の時間を、もっと楽しむべきなのでは・・・。

資格を取ることは自分にとってはプラス(+

サポートしている 家族にとってはプラス(+)?マイナス(-)?

いろいろ考えましたが、答えは出てきていません。

家族の存在があっての私の人生。 

子どもの成長とともにライフスタイルが変わって、プラス(+)だったり、マイナス(-)だったり。

いろんな状況で、いろんな葛藤が出てくるのが人生なのかもしれません。

でも、何をしても「中の上」だったこと・地味なこと・今まで経験したいろんな気持ちが、私の持ち味(歳を重ねる深み)になるのかも!?と思い始めました。

そして、みんなに認められたいと思うことをやめてみました

頑張りすぎて、本来の自分ではなくなっているし、疲れていました。

認められたいと思うほど、自分のしたいことから離れていき、自信をもって進めなくなるからです。

そして、いざ諦めてみると、なぜか気持ちが軽くなりました。

「これでいい」と自分を受け入れられたのです。

【自分らしい】ってイイと思えるようになっていました。

この考えに至るまで、すごーーく時間がかかりました。。。

こらからは、他人の目を気にせず、思いのままに前進したいと思っています。

そんな今の自分がとても好きです。°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

そして、今までの自分も褒めたいと思います。

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さくら

さくら

4児の母。事務員2年→専業主婦→扶養内パート他主婦→パート・業務委託(現在)
趣味:料理(手抜き・節約)、音楽鑑賞(SnowMan・クラシック)、読書
特技:習字

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