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高校受験。子どもによって、進路によって、それぞれです。
受験シーズン到来です。
子ども4人が大きくなってきた我が家は、大学受験だったり高校受験だったりと、誰かが受験していることが多い時期。
冬は、ちょっとピリピリして暗いイメージです。
子どもたちが小さい頃は、病気の連鎖で、別の意味でピリピリしていましてたけど・・・。
受験と言えば、「高校受験」。
大部分の人が経験すると思います。
我が家は子どもが多いため、なるべく公立高校で、自転車通学できる学校を選ぶことになっています。
現在、私立高校も実質無償化になっていますが、設備費や補習代など他に費用がかかってくるので、やはり我が家が通学させれるのは公立高校のみ。
「高校受験」とは言っても、子どもによって受験の形も違います。
ホント、それぞれです。
我が家は、高校受験のために、中学3年生から塾に通えることが許可されます。
中学2年生までに行きたい高校を決め、本人の足りない部分の学力を塾で補います。
もちろん受験校は、今の自分の学力より、ちょっと高い学校です。
そのために塾へ通い、ちょっとずつ上げていくことを続ければ、大きな成果になるからです。
自分1人では勉強に行き詰まることあるので、塾に通うことで、勉強の仕方・理解できない所を教えてもらいます。
私は、子どもの将来の可能性を広げることが、親の務めだとも思っています。
それに、私の遺伝子が入っているので、勉強を1人でやり遂げることは難しいと、私は知っています( ̄∇ ̄;)
将来の夢が分からなくても、ざっくりどの方向に行きたいのか、何が得意なのか、大学に行きたいのかで高校を決めればいいと思っていました。
でも、私の考えには盲点がありました。
〇レベルの高い高校に行って底辺にいるよりも、あえてレベルの低い高校に行って、できる自分を実感する(周りの環境に流さらないことが前提)。
〇レベルの低い高校に行って上位を維持し、大学推薦をもらう。
〇大学進学のために進学校に進学したけど、途中、進路変更で就職したい時に、進学校は就職の斡旋はしてくれないし、周りが受験の雰囲気だから学校に居づらい。
こういうパターンもありました。
必ずしも、自分の学力より高い進学校がいいとは限りませんでした。
夢に向かう道は、一本道じゃないということです。
本人の意思を踏まえながら、家族会議が必要です。
大事なのは、行きたい学校への本人の熱意です。
高校受験が人生のすべてではないので、ここまで考えすぎなくてもいいのかもしれませんが、なるべくスムーズに、将来の夢に辿りついてほしいのが親心。
長い人生だから、回り道やいろんな経験するのも、大事なんですけどね。(*^▽^*)
塾へ通わせることは、学力アップ?気やすめ?
上から1人目の子(長男)は塾に通うと、めきめきと成績は上がり、志望校に受かりました。
長男は家計のことも考えてくれる頼もしい子で、「お金を払うからには、元は取らないと。」と言って、必死で勉強をしてくれました。
大学受験時も塾へは通いましたが、最低限の授業だけ受け、他はいつでも塾講師に質問ができる自習室をフルに活用して、大学に合格することができました。
「塾に通わせる=いい結果が出せる」と思いがちですが、上から2人目の子(次男)は、それに当てはまりませんでした。
成績が悪く、本人もどうしたらいいか悩んで、中学2年生の3学期頃、塾に行きたいと言い出しました。
いろんな塾のパンフレットを持ってきては、塾に通うと成績が上がるというプレゼンテーションをしてきます。
その熱意と変わってくれることへの期待から、塾へ通わせることにしました。
結果はムダ金でした・・・(ㆆ_ㆆ)
本人は塾に通っているだけで安心してしまい、憶えることをしませんでした。
私も塾に通えば勉強する体制の時間はできるので、少しは成績も上がるだろうと思っていました。
さらに輪をかけて、塾の先生が何の根拠もないのに「大丈夫!大丈夫!」という言葉に、次男は安心しきってしまい、焦ることがありませんでした。
あれだけ塾に行きたいと懇願して通い出した塾ですが、途中サボっていたこともありました。
あまりの成績の悪さと態度に、高校に通えるのか、心配で仕方がない時もありました。
やっぱり、お金で解決はできません。
本人の真意を見抜くことができなかった・・・私の失態です。
次男の経験より、本気でやりたいことは応援するけど、それを判断する私の目は厳しくなりました。
高卒でも大丈夫。本人次第で道は開ける!!
「大学」とは、やりたい勉強・自分でカリキュラムを考えたり、大きい講堂・学食など、憧れがとても強かったのですが、私も4人兄妹。
もちろん、私の実家でも受験する大学は、国立大学のみと決められていました。
兄の高校の進学校受験、国立大学受験の様子を傍で見ていて、「わたしにはできない。」と始めから諦めていたので、大学という選択肢は、私の中では夢物語でした。
それでも両親は、専門学校に進学させてくれ、私は建築士受験資格を得ることができ、とても感謝しています。
最近は少子化で子どもに費やす教育費は増え、とりあえず大学進学するという人は少なくありません。
大学は専門知識を十分に学べる場。
とても尊いです。
私立大学の選択肢がなかった私にとっては、「とりあえず」で大学に通える人は羨ましいような、腹立たしいような気持になっていました。
でも、今となっては、環境は自分の努力次第で変えられると知り、それができなかった自分の責任だと気づきました。
終身雇用という考え方が古くなってきた昨今、若者は高く評価してくれる会社にシフトチェンジしていきます。
「大卒」という肩書も、優良企業に就職したい場合や会社員としてずっと働くのであれば、生涯賃金が変わってくるので重要です。
自営業など会社に所属しないのであれば、大卒は関係ありません。
ましてや、自営業をするとなると、いろんな資格が必要となります。
大卒でなければ受験できない資格は、わずかです。
大学で学ぶより、資格取得の方がコスパ良く勉強できます。
いろんな学び方がありますね。
私は、子どもたちには、たくさん学んでほしいと思っています。
高学歴がいいというものではありませんが、学校の成績は1つの指標になると思います。
学ぼうとする姿勢があるか、しなければならないことに、どう前向きに取り組むか。
それが根幹にあって、さらに学校の勉強以外でも、生きていくために必要な知識を身につけるのです。
若い頃「無知」だった私。
途中、無知だと気づき学びだしましたが、保険・税他たくさんの損をしてきました。
知識は生きていく上で大切なものです。
同じ働くにも、知っていると知らないとでは手元に残るお金が変わっていくこともあります。
賢く生きるには、やっぱり知識が必要です( •̀ .̫ •́ )✧
いつからでも勉強はできます!
長男の中学入学と共に私の建築士受験を始め、なかなか設計製図試験に合格できず、長男の高校受験の年は、一緒に受験勉強していました。
子どもと一緒に、目標に向かって勉強する時間は充実していました。
長男の高校受験が終わっても、私の受験はまだ終わらず・・・。
翌年にやっと合格!!
この時の充実感・達成感は忘れられません°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
家事・育児・パートをしながらの受験。
長かったし、途中結果が出ず凹んだことも多かったです。
合格するまでにいろんなことがありましたが、諦めず勉強を続けてきて良かった。
専門学校卒でも、社会人経験が浅くても、専業主婦あがりでも、夢は叶えられるかも??と思えました。
やりたいことへ向かって努力し続ければ、実現できそうな気持ちです。
その最初の一歩が、建築士受験でした。
ただ単に資格取得というだけでなく、コツコツ勉強することが大きな結果に結びつくこと、学んだ後の物の見え方が変わったこと、知ることの楽しさ、世界が広がっていくことを知りました。
建築士の受験をきっかけに、いろんなことを「知る」ことが、楽しくて♪楽しくて♪仕方ありませんヾ(≧ ▽ ≦)ゝ
こんな気持ちを、子どもたちにも味わってほしい。
学力だけがすべてではないし、いつからでも学べるし、学ぶ姿勢がとても大事です。
私はまだ「住宅設計」という夢を叶えてはいません。
アシスタントで頑張っていますが、夢の実現半ばです。
努力を続けながら、夢を実現する過程を楽しんでいます。
物事を受け入れる心・豊かな心を持つことが、楽しい人生を送れると、やっと40代で気づきました!
4人の子どもの進路、私の進路、転職したばかりの夫の進路、家族みんなの進路がまだはっきり決まっていません。
いろんな知識を蓄えつつ、いい方向に向かっていければいいな~と、期待で胸がいっぱいです!(❁´◡`❁)