クイック目次
子どもが小さい・子どもが多いと働きにくい現状
周囲のママ友は子どもを産んでも働く知人が多く、昔からの同級生もキャリアを積んでいる姿が見られ、焦っていました。
社会的にも、そんな風潮のこの頃です。
転勤族で4人の子ども。
今の日本の教育では、夫の働きだけで、4人の子どもたちの教育費はまかなえません。
私は「働く」ことに意欲はありましたが、ぶつかる壁がありました。
子どもが小さい
- 勤務時間が限られる
- 預け先が必要
- 保育料がかかる
- 病気などで休むことが多い
転勤族で長期で働けるか、わからない
キャリア・資格がない
子どもが3人目が生まれる前まで、少しの期間パートで働いたこともあります。
帰宅後に育児と、家事をこなすのは大変でした。
また義父母は共働きだったため、子どもが小さくても、母親が働く事はよい事という考え方でした。
「子どもは、産めば勝手に育っていく」と言われました。
私が専業主婦でいることを否定されている気持ちになり、私の不安をさらにあおるものになっていました。
今となっては、その現状を受け入れ、楽しめば良かったな・・・と思いますが、その時はお金や自分の将来に不安を感じたんだと思います。
専業主婦で良かったこと
私は結婚後、専業主婦になり、現在もパート等の扶養内で仕事をしていますが、就職には至っていません。
前章でも述べたように、あせりや不安は感じているものの、今までの専業主婦生活25年には全く後悔はありません。
むしろ、子どもや夫と向き合ってきたという充実感のほうが多いです。
子どもと過ごせて良かった!
- 子どものいろいろな経験の場に立ち会うことができ、アドバイスや対処がすぐできた。
- 母親が必ず家にいることで子どもが安心していた。
- 時間の調整がきくため、スケジュールや子どものペースに合わせることができ、見守る子育てができた。
家事ができて良かった!
掃除
- 子育ての合間にできた。
- きれいな空間で過ごす快適さを子どもたちが実感することで、家が汚いと自分で片づけるようになった。
料理
- 安い材料や旬の食材を使って、少し手間はかかりながらも、おいしい料理が作れた。(イベント時もリクエスト料理が作れた。当時流行っていた【妖怪ウォッチ】のプリンケーキ。プリンは市販。チョコレートは私作。)
- 食育ができた。
節約
- 行政・地域支援(奨学金や子ども医療費・就学援助、子育て応援の店での割引、地域活性化クーポン)、お得なキャンペーン等ので割引が受けられた。
- 時々、家計を見直すことができた。(保険・電気・ガス等の契約)
- 調べることでいろんな制度を知り、その制度を利用することで、家計の負担を減らせた。(行政・地域支援においては、家庭の状況次第で何万円も違っていた。)
自分磨きができて良かった!
- 子育て・家事の合間に(私は子どもたちが寝た後)、自分の時間をつくって勉強する。
- 勉強することで前進していることを実感し、あせりや不安が少し軽くなった。
- 将来働く時のために、資格をとっておくといいかも(●’◡’●)
【勉強することで子どもとのいい距離感】
- 私が勉強している間は、私の監視がなく、子どもは自由。
- 私が勉強しているから、子どもたちも勉強しないといけない雰囲気。
- 私から子どもにベタベタとコミュニケーションをする時間がないので、気持ちのままに子どもたちから来る。
専業主婦だから対処できたこと
転勤のため、引っ越し
子どもが生まれてからの引っ越し3回。子どもたちは、小学校・中学校と転校を経験しています。
登校時に決まって腹痛をおこしたり、学校に溶け込むまでに嫌なこともあったようです。
「お母さんが家にいるから、いつでも帰ってきていいよ。」と言え、子どもの様子を見守ることができました。
中学校でうちの子以外の転入生は、不登校だったようです。
また、夫は通常の仕事と引継ぎなどがあるため、引っ越し作業は私一人ですることが多かったです。
子育てしながらの引っ越しは、かなりの労力を使います。
子育て・家事だけでもエンドレスだったのに、引っ越しのスケジュールに合わせて、夜中まで続く引っ越し作業。
作業をしながら頭の中では、新居の家具の配置イメージや転居後のスケジュール、今までお世話になった方々へのお礼はどうしようと、いっぱいいっぱいでした。
引っ越し業者や不動産の仲介業者との交渉(引っ越し時期や交渉次第で大きく金額が違いました)だったり、スムーズに引っ越しができたのも、私が専業主婦だったからだと思ってます。
反抗期
子どもがイライラしていることもありました。
反抗期前から、成長ホルモンの話をしていました。
イライラするのは普通のこと。 でも、家族は悪くないから、当たらないこと。
距離をもった方が良かったり、気分転換をすること・・・など。
子どものタイミングで話すことで、目立った反抗にはなりませんでした。
三男(4人目)がそろそろ反抗期に入りそうですが、今のところ、家庭の雰囲気に変化はありません。
最後に・・・。
さくら
子どもたちが素直に育っていることは、私が専業主婦で向き合った結果だと思っています。働くお母さんで、素直に成長されているお子さんは多いと思いますが、私にはできなかった。
子育てによってできた自信を支えに、いろいろチャレンジしていきたいです!
子育ては続きますが、子どもたちの成長や親離れと共に、私も「子育て」から「自立」へ、シフトチェンジしないといけないと感じています。
家族だけど、人生それぞれです。
高め合い、尊重し合える家族を目指して頑張ります!!(≧∇≦)ノ