【友達】がいない・・・。知らない土地で、孤独な子育て。

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暗い雰囲気で景色を眺めている女性

子どもを連れて、2度目の引っ越し。不安な日々。

転勤族だったため、引っ越しのたびに、新しい人間関係を築いていかなければならない状況でした。

子どもが生まれた後の引っ越しは、通算2回目。

長男は小学校入学の時でした。

夫は出張ばかりで、知らない土地で、私ひとりの3人の子育て。

心細く、誰か知り合いをつくる必要がありました。

専業主婦で家に閉じこもっていた私が、コミュニケーション力が高いわけもなく、当時は必死で環境づくりをしました。

人見知りとか言ってられず、自分から話しかけて知り合いをつくり、その中での人間関係を考えて、行動・発言をしなければなりません。

一般的に友達ができない人・・・とは?

マイペース・協調性がない・コミュ障・ネガティブ思考・人の悪口ばかりを言う人等と思います。

ママ友をつくるには、一般的に友達ができない人をクリアした上で・・・
  • 子ども同士の関係性
  • 学校や地域のコミュニティでの相関図

普通に友達をつくるよりも難しいです。

いろいろ考え過ぎると友達もできないので、会う機会を何度も重ねて様子を見ていくしかありませんでした。

時間がかかり、不安な気持ちは続きます。

男の子を抱きしめている母親

この地域では、小学生は地区の子ども会に入会するのが必須でした。

小学校のPTAは1人1役、幼稚園も親が教育熱心なところだったため役があり、行事ごとに手伝いもありました。

子ども会は、定期的な廃品回収と季節ごとに行事があり、役を引き受けると、行事の準備で平日も時間が取られることも少なくはありませんでした。

家事・育児・引っ越しで忙しく不安な中でも、引っ越し先では、子どもに関する役が容赦なく振られました。

そこでは4人目の出産、さらに出産後も体調が思わしくなく、体調が悪いと気持ちも萎えてしまい、ツラかった記憶が強いです。

気分転換に韓国ドラマを観ていましたが、楽しい時間ではあったものの、その後に自分にプラスになるものがなく、悶々とした気持ちになっていました。

少しでも自分を変えたいという気持ちが芽生え、その頃から少しずつ勉強を始めました。

いろんな役を引き受けることで、人と会う機会も多く、次第に知り合いはできていきました。

体調が優れない時に、助けてくれる良いママ友たちにも巡り会えました。

我が家の存在が、やっとその場所で確立できたと思っていた矢先に、転勤になりました。

また最初からのやり直しと思うと、何とも言えない絶望感・・・。

転勤族の宿命と自分に言い聞かせ、どこの土地に行ってもいい人は必ずいると信じれるようになりました。

今でも、たまに連絡を取っています(*^▽^*)

3度目の引っ越し。自分らしく、無理しない。

2回目の引っ越しも、引っ越し作業と中学校・小学校の入学手続きがあり、頭の中はパニックです。

今度の引っ越しでは、「勉強」というやることがあったので、友達づくりに焦りはありませんでした。

必要最低限の付き合いでいいと、割り切っていました。

なぜか話が盛り上がった訳でもないのに、ランチの誘いをしてくれるママ(Aちゃん)がいました。

なんで私を誘ってくれるのか、全く見当がつきませんが、毎回誘ってくれます。

Aちゃんの第一印象は、昔からこの土地に住んでいるボスママの感じ( ̄▽ ̄)”

結果、いろんな人と知り合うことができました。

本当に感謝しています!

付き合っていくたびに、Aちゃんの良さが見えていきました。

ママ友 Aちゃん
  • 旦那さんに強い突っ込みを入れるけど、夫婦仲はいい。
  • 子煩悩
  • くよくよせず、ポジティブ
  • 面倒見がいい(Aちゃん家の庭でバーベキューや催し事の計画)

【くよくよせず、ポジティブ】なところは、付き合っていて救われることが多かったです。

他でも、私にないものをたくさん持っている素敵なママでした。

仲良しママ友メンバーができ、ランチや家族参加のバーベキューと楽しい思い出がたくさんできました。

見た目で人を判断しがちの私でしたが、Aちゃんとの出会いは私の考えを覆しました。

引っ越しの際には、寂しがりながらも、私たち家族を盛大に送り出してくれました。

女性4人の並んだ影

また、短い間だったけど、知り合ったメキシコ人ママがいました。

私は、国内の引っ越しの繰り返しをキツイと思っているのに、外国からの引っ越しをしてきた家族。

とても力になりたいと思い、時々声を掛けていました。

幸い、日本語が上手で、友達になることができましたが、2年ほどでまた引っ越ししていきました。

別れ際に、メキシコ人ママが言ってくれました。

「さくらさんに出会えて、私はとてもラッキーだった」と。

その言葉は、今でも私の大きな自信になり、それを励みに頑張れています。

それに、そのメキシコ人ママはグローバルな視野だったので、私はとても良い刺激を受け、外国に目を向けるようになりました。

今後、私がやりたいことの中に、メキシコ人ママと再開すること(海外に行くこと)も目標になっています。

メキシコ人ママにも感謝です!!

月に数日ですが、仕事を始めることもでき、「ママ」ではなく、ひとりの大人としての居場所もできました。

その職場でも、いい人たちに恵まれ、学びが多く、人として前進できたような気がします。

忙しい日常でしたが、楽しい日々を送っていました。

しかし、また引っ越しです。(T_T)

義父が約2年前に、脳梗塞で倒れていました。

一命は取り留めましたが、少し体が不自由な状態です。

夫は、当時の仕事に将来性を見出せなくなり、実家近くに帰りたいとのことでした。

金銭面の問題はあるものの、夫が後悔するのが嫌だったので、転職を受け入れました。

4度目の引っ越し。夫の実家近くへ。

子どもを連れての引っ越しはもう経験済みなので、今回も下調べして、子どもが溶け込みやすいようにと、環境を整えました。

  • 小・中学校が近くて、登下校がしやすい。
  • 引っ越し前から塾に入会させて、知り合いをつくっておく。
  • 地域のスポーツクラブに入れる。(子どもがクラブに馴染むまでは一緒に通う。)

最初の3か月は、子どもたちも気持ちが不安定な様子で、心配でたまりませんでした。

しかし、子どもたちは、思ったより早く周囲から受け入れられ、溶け込んでいきました。

私は、引っ越し前はいい友達に恵まれていたので、自分は受け入れられると自信を持っていました。

そして、出会って早々の人に、不安な心うちや夫の実家の愚痴を話すなど、自己開示をしてしまったのです。

唐突で、話が重すぎたと思います。

多分、ちょっと距離を置かれる存在になっているような。

人間関係を築くためには、時間がかかると分かっていたのに、焦ってしまいました。。。

壁にうなだれて泣いている女性

何度引っ越しを経験しても、引っ越し先の人は皆違います。

言葉も、コミュニティも、風習も違う。

今は、やるべきことだけやって、様子見です。

この場合に当てはまるのか分かりませんが、「沈黙は金なり」です。

この失敗から、日々、この言葉を自分に言い聞かせています。

頑張ります。(┬┬﹏┬┬)

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さくら

さくら

4児の母。事務員2年→専業主婦→扶養内パート他主婦→パート・業務委託(現在)
趣味:料理(手抜き・節約)、音楽鑑賞(SnowMan・クラシック)、読書
特技:習字

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